デジカメの秘密



 ご存じの方も多いと思うけど、ぼくの本職はカメラマンです。本当は「写真家」って言いたいところだけど、べつに偉い先生じゃないんで言いません(笑)。でも、名刺にはカッコつけてフォトグラファーって印刷してたりして。そのくらいは許されるよね?

 いや、そんなことはどうでもよろしい。

 今回のエッセイは、現役バリバリ(←だって事実だもん)のフォトグラファーが語る、デジカメの選び方って趣向でいってみよう! 興味あるでしょ? ない? えっと……興味のない人も最後まで読めば、デジカメに詳しくなれるかも!

 いえね、なんで急にこんなことを書き出したかっていうとですね、写真なんか撮って飯食ってると、むかしから「どんなカメラを買ったらいいですか?」って質問をよくされるわけですよ。この質問をされるたびに心の中で、「わかりませーん」と答えてから(だって、いま発売されてるカメラのことを全部知ってるわけないじゃん!)、ニッコリ笑って、こう答えるわけです。「最近のカメラは高性能だから、予算と気に入ったデザインを優先すれば問題ないですよ」と。

 うむ。われながら究極の回答だ。正しい。何十回も質問された挙げ句に到達した回答だけのことはある。

 でも……

 こう答えられた人の反応を見るとですね、どこか釈然としないというか、裏切られたというか、期待外れというか、そんなような顔することがある。プロしか知らない、秘密のなにかを求めていたのにって言いたげに。

 うーむ。まいった。プロしか知らない秘密なんてないのだが、そう期待されているなら、プロしか知らない秘密をお教えしようではないか! 捏造してでも!

 いや、捏造は冗談だけど(笑)、説明するには専門的すぎて躊躇していたことを、このエッセイで書いてみたいと思ったわけ。もちろん、エッセイにするからには、だれにでもわかるように、簡単に説明するつもり。

 さあ、みなさん。準備はよろしいかな?

 まずはデジカメの原理から解説しよう。といっても、簡単なもんだよ。基本的にカメラっていうのは、人間の「目」と一緒なんだ。

 人間の目には、水晶体という「レンズ」があるよね。ここで屈折させた光が、目の奥にある網膜に届いて、はじめて「映像」として認識されるわけだ。ここまではわかる? これがわかんない人は……うーん。この先を読むのは辛いかも。

 まあ、わかったとして話を進めよう。フィルムを使うカメラの場合、人間の網膜に当たるのが、そのものずばり「フィルム」だ。デジカメは、このフィルムに相当する部分に、光を感じる半導体のセンサーが入っているんだよ。よくデジカメのカタログを見ると、CCDとかって書いてあるでしょ? このCCDセンサーはいろんなところで使われている。たとえば、コンビニのレジで、商品のバーコードを読み取る機械があるじゃない。ほら、あの手に持って使うヤツ。あの機械にもCCDが入っていて、バーコードを読み取ってるんだ。

 さて。そのCCDだけど、デジカメのカタログには、200万画素とか、300万画素って書いてあるよね。これはどういう意味だろう?

 またまた人間の網膜にたとえると、画素というのは、網膜にずらっと並んでいる視覚細胞のことだ。この細胞一個一個が、光を感じて脳に信号を送っている。人間の網膜には視覚細胞が、600万個ぐらいあるんだってさ。ごく単純にいうと、人間の目は、600万画素のデジカメなわけ。

 ところで、光の三原色って知ってる? 難しいことはとっぱらって、ここでは、光っていうのは、「青」「緑」「赤」の三色に分けられると思ってほしい。この三つの光を均等に混ぜ合わせると「白色光」になるんだ。つまり、昼間の太陽の光は、三つの色が、だいたい同じぐらい混ざってるから白く見えるわけ。夕方になると、大気が青い成分を吸収しちゃって、結果的に赤が多く残るから、オレンジ色にみえるわけよ。

 で、また人間の目に戻ろう。人間の目の視覚細胞には、大きく分けて桿(杆)体細胞と錐体細胞っていうのがある。桿体細胞は感度がいいんだけど、色の識別できなくって、明暗しか分かんない。それじゃあこの世はモノクロの世界になっちゃうんだけど、もう一方の錐体細胞は、感度はあんまりよくないんだけど、色を識別することができるんだ。

 ここで、光の三原色を思い出してほしい。太陽の光には(べつに太陽でなくても、電球でも蛍光灯でも同じ)、三つの光が混ざっている。人間の目は、この三つの光を、それぞれ、べつべつに感じ取っているんだ。そう。さっき説明した色を識別できる錐体細胞には、「青錐体」「緑錐体」「赤錐体」という三種類があるんだよ。青い光を見ると、錐体細胞のなかの「青錐体」が一番反応するから、脳味噌は、「ああこれは、青い光なのね」とわかるわけ。

 CCDも同じ。それぞれ、青、緑、赤のフィルターがついてて、青に反応するヤツ、緑に反応するヤツ、赤に反応するヤツがいるんだ。三つの光が均等に混ざってる光だったら、それぞれが、同じだけ反応するから、その信号を混ぜ合わせると「白色光」になる。

 わかる〜ぅ?

 まあ、わかんなくてもいいや。なーんとなく、そういうものなのねと思ってくれれば。ただ、わかった人のためにちょこっとだけ補足すると、青、緑、赤のフィルターのことを原色フィルターと呼ぶんだ。この原色には、その反対色である「補色」というのも存在していて、デジカメには補色をフィルターに使ったタイプもあるよ。いまは少数派だけどね。

 だいたい原理がわかったところで、もうちょい実用的なお話に移ろう。

 ではここで、お手元にあるデジカメのカタログを見てほしい。え? 手元にカタログなんかない? しょうがないな。じゃあ、下のURLを見てみて(別ウインドウが開く設定にしておくね)。

http://cweb.canon.jp/camera/powershot/a7060/index.html

 これは、デジカメのスペックシート。このスペックシートの一番上を見てみて。

 有効画素数 CCD 1/2.7型 総画素数約330万画素

 なんて書いてあるよね。「有効画素数」というのは、さっき書いた人間の網膜に当たる部分のことだ。このカメラはCCDを使っているね(CMOSというタイプを使っているカメラもあるのだよ)。

 おや? この「1/2.7型」ってどういう意味なんだろうね。

 はい。説明しましょう。こいつは、そのCCDが作るイメージサイズの大きさを表しているんだ。つまりこのカメラの撮像素子は、1/2.7インチの撮像管が作るイメージサイズと同じイメージサイズになるCCDでーす。画素は330万個並んでいます。という意味なんだ。

 ここで、ちょっとだけ余談。

 上でぼくは「撮像管」と書いたけど、これってどういう意味かな。むかしむかしのテレビカメラは、光を感じる素子に、真空管を使っていたんだ。この真空管を撮像管と呼ぶだよ。でね、CCDのサイズというのは、真空管時代に使われていた管径(真空管の直径のことだよ)の名残なんだ。

 つまりね、撮像管には、1/2インチとか、1/3インチとかのサイズがあって、そのサイズの撮像管の作るイメージサイズが、いまも使われているんだ。だから厳密にいうと、1/2.7型CCDというのは、「1/2.7インチサイズのCCD」ではなくて、「1/2.7の撮像管が作るイメージサイズと、同じイメージサイズを作るCCDですよ」という意味なのだよ。

 難しいよね。この話は忘れてくれてもいいよ。でもね、プロのライターでも、「1/2インチのCCDのサイズとは、対角線が1/2インチ=1.27cmの長方形ってことだ」と解説している人がいるから、ちょっと気になってたんだ。1/2型のCCDの対角は、約8mmが正解です。1.27cmではありません。上に挙げたデジカメのスペックシートにも、「1/2.7インチ」とは書かれていないよね。「1/2.7型」と「型」になっているのに注目だよ。(インチと表記しているカタログもあるけどね)

 余談終わり。

 さてさて。余談で書いた通り、CCDのサイズは、そのままインチで計算できないのだけど、もちろん、2/3型のほうが、1/2型より実際のサイズも大きい。

 もし仮に、2/3型CCDで500万画素のカメラと、1/2型のCCDで500万画素のカメラがあったとしたら、どっちがきれいな画像を作ると思う?

 こう質問すれば、たいていの人は、サイズの大きい2/3型でしょと答えるんじゃないかな。そのとおり。2/3型のほうがきれいなんだ。でもなんで?

 では、ずらっと並んでいる画素のサイズを考えてみよう。下の図を見てほしい(いい加減な図で申し訳ないけど)。

図1 図2


 どう? 図1と図2では大きさが違うよね。辺の長さを二分の一にしてあるから、面積は四分の一だ。ところが、図1にも図2にも、100個の枡目がある。カッコよくマトリックスとでも呼ぶ? いやそれは冗談だけど、この枡目一個が、一画素だと思ってほしい。図2にも、同じように100個の枡目があるわけだけど、全体の面積が四分の一だから、枡目の大きさも四分の一だ。でも、枡目の数(画素)は一緒だよ。

 もうわかったよね。大きなCCDと小さなCCDの違いを説明したくて、こんな図を書いたんだ。画素数が同じなら、大きなCCDのほうが一個の画素も、大きくなるわけよ。

 大きくなるとなにがいいか。画素の面積が広いってことだから、それだけ光を受けとる部分が広いということだよね。すると、大きなCCDの画素は、光をたーっぷり受け取って、強い電気信号に変換できる。ところが、小さなCCDは、画素の面積が小さいから、あんまり光を受け取れなくて、電気信号も弱々しい。

 そうなんだよ。大きなCCDは、光をいっぱい受け取れるから、きれいな画像を記録することができるんだ。では……こういう場合はどうだろう?

図3 図4


 こんどはCCDのサイズが同じで、画素数が違う場合だ。どっちがきれいだと思う?

 画素数が多いほうだと答えたあなた。うーん。半分だけ正しい。いや、じつは正確な答えはないんだ。たとえば、ひとつの画素が、十分に光を受け取れる大きさだったとしたら、もちろん、画素が多いほうがきれいだよ。でも、その画素があまりにも小さくて、光を十分受け取れないとしたらどうだろう。それなら、いっそのこと、画素数を少なくして、一個一個の画素の面積を大きくしたほうがいいかもしれない。

 じつはね。デジカメの進化というのは、この繰り返しなんだ。あるメーカーが、300万画素のデジカメを発売していたとしよう。ところが、他のメーカーも300万画素のカメラを出してきて、競争が激しくなってきた。よーし、それならうちは400万画素だといって、一画素の面積を小さくして、画素数を増やした機種を出す……

 ところが、画素の面積が小さくなった分、光を受け取れなくなるから、ひとつ前の、画素数の少ない機種のほうがきれいだったりすることもあるわけだ。となると――

「わー、こんどは400万画素だ。すごーい。この新しいカメラのほうがきれいな写真が撮れるに違いない!」

 こんなふうによろこんで、新しいカメラに飛びついてしまうのは、あまり賢明ではないんだ。

 じゃあ、いつまでも新しいカメラが買えないかというと、もちろん、そんなことはない。たしかに、画素数が上がったばかりの(つまり出始めの)機種を買った人は、期待外れに終わるかもしれないけど、技術はどんどん進歩する。小さな画素でも、そこから出てくる信号を、きれいに取り出せる技術が開発されると……

 おや、いつの間にか、300万画素のカメラより、400万画素のカメラのほうが、きれいじゃないか。

 ってことになっているんだ。

 じつは、400万画素のカメラが出始めたとき、それはそれは汚くて、ああ、またこんなひどいデジカメが出ちゃったよ。困ったなァ。と思っていたんだけど、いまの400万画素のカメラは、とってもいいよ。小さい画素の出す弱い信号でも、うまく処理する技術ができたからだね。その進歩は、本当に目を見張るものがある。

 そしていま、500万画素のカメラが出始めたけど……

 ハッキリ言おう。いまどんどん新機種が発売されている1/1.8型CCDを使った500万画素のカメラは、まだもうちょっと買うのを待ったほうがいいみたい。むかし400万画素のカメラで感じた汚さがあるんだ。ちょいと暗い室内なんかで撮ると、あーらビックリ。ザラザラの砂嵐みたいな画像になっちゃう(よく晴れた屋外で撮るなら問題ないよ)。たぶん、一年ぐらいかけて、このCCDは熟成してくるだろうから、そのころ買うと、満足感が高いかも。

 でも、500万画素のカメラが、いますぐ欲しい! という人は、2/3型CCDがお薦め。これだとCCDサイズが大きいから、だいぶきれいだよ。少し高いけどね。でもさ、どうせ高い買い物なんだから、ここで1、2万円けちらないほうがいいかもよ。(値段が倍も違うというなら話は別だけど)

 ここであなたは、それなら、CCDのサイズを、もっと大きくしちゃえばいいじゃないと思うかもしれないね。

 うん、そのとおり。プロ用(ハイアマチュア用ともいえるけど)のデジカメは、安い機種で600万画素ぐらいあるのだけど、プロ用のデジカメのCCDサイズは、格段に大きいんだ。だから、すごーくきれい! 別世界。本当に世界が違う。

 ところが……

 値段もすごーく高いし、カメラの大きさも、すごーく大きいんだ!

 CCDというのは高い部品なんだよ。大きければ大きいほど高い。いま一番安いプロ用のデジカメは、売り値で、だいたい20万円弱。20万円だよ。しかもレンズがついていないんだよ。安いレンズをセットで買ったら、25万円ぐらいかな。もっとすごい本格的なプロ用だと、60万円ぐらいから、100万円ぐらいする。ぼくがいま一番欲しい、キヤノンのEOS−1Dsなんて、98万円だーっ! ぎゃーっ、そんなカメラ、プロだって、簡単に買えるもんか!

 というわけで、問題はバランスなんだ。CCDが大きければ写真がきれいになることはわかりきっているけど、そのためにいくらでも高いデジカメを作るわけにはいかない。カメラ自体も大きくなってしまうから、それこそ、携帯電話にカメラをつけるなんてことも不可能になってしまう。まあ、携帯電話のカメラは極論としても、小さくて軽くて、お手頃な値段のデジカメは欲しいよね。だから、やみくもに(画質だけを理由に)CCDサイズを大きくしろというのは間違いだとぼくは思うんだ。(だからといって、コストばかり優先して、安かろう悪かろうだけでも困るけど)

 さっきも書いた通り、技術は進歩する。小さなCCDでも、きれいな写真が撮れるようになる日が来ると期待できる。それでも常に、大きなCCDを使ったカメラのほうが「すごくきれい」なのは間違いない。でもさ、小さなCCDでも「十分にきれい」なら、それで問題ないよね。あなたが、プロのカメラマンになりたいのでもない限り。

 え? 「十分にきれい」の基準を教えろ?

 うーん。難しい質問だなあ。では、その質問に答える代わり、最後に、シーン別、TERUのお薦めデジカメを紹介することにしよう。とはいえ、いま発売されているすべての機種を触ったわけではないので、ぼくの知っている範囲でだけどね。(かつ、個人的偏見も多いので要注意(苦笑))


1)簡単に撮れて、楽しいカメラはないかしらん?

 カシオ EX-Z3 (生産終了のためメーカーの製品紹介ページがありません)
 背面の液晶が大きいから、撮った写真をその場で、みんなでわいわい言いながら見るのが楽しそうだよ。画質は……並みかな。この値段のカメラの中では、よくも悪くもない。実際にプリントしてみたけど、2Lサイズぐらいのプリントなら問題ないよ。


 オリンパス ミュー10
 なんと生活防水! これはいいかもよ〜。ビーチに持っていっても壊れる心配は少ない。アウトドア派でなくても、メンテナンスが楽なのはいいよね。上位機種のミュー20は、400万画素だけど、ミュー10とたぶんCCDサイズが同じなので(CCDサイズ表記がないからよくわかんない)、ミュー10の320万画素でも十分かなって気がする(ごめん。使ったことないから、ハッキリしたことは言えません)


 パナソニック LUMIX FZ1 (生産終了のためメーカーの製品紹介ページがありません)
 浜崎あゆみって、なんかロボットみたいだと思わない?
 いや、それはともかく(笑)。このカメラのウリは望遠です。200万画素なので大きなプリントはできないけど、モニターで見る分には十分。じつは……Webページの仕事も最近あるんだけど、このカメラで撮ったヤツを納品しちゃったこともあったりして(笑)。
 ただし、暗いところで撮ると、かなーりザラザラになって、がっくり。200万画素のくせに、小さなCCDを使ってるなあと実感する。お天気のいい日の屋外用カメラですな。望遠だから屋外用なのは当たりまえか?(笑)。


2)小さいカメラがいいけど、画質もよくなきゃイヤ!

 キヤノン IXY DIGITAL 400
 このカメラの400万画素CCDは、とーってもよくできてる。ザラザラ感も少ないし、色もナチュラル。画質を優先するならお薦め。でも、マクロ(近接撮影)が弱いから、お花をきれいに撮りたいとかいうときに、ちょっと困るかも。


3)高いカメラは買えないけど、本格的なマニュアル撮影もしたいな。

 キヤノン PowerShot A70/60
 すごーくきれいな写真が撮れるわけではないけど、値段が安いくせに、シャッター速度や絞り数値を自分で決定できる、マニュアルモードがついている。しかも、広角レンズ(広い範囲が写せるレンズのことだよ)にするためのワイドコンバージョンレンズもつけられる!(別売だけど)
 うーむ。これはちょっといいかも。風景を撮るときにワイドコンバージョンレンズをつけると、わぉ、ぼくって、写真がうまくなったかもと錯覚すること請け合い。あくまでも錯覚だけど(笑)。


4)高くてもいいから、美しい写真を撮りたい!

 キヤノン PowerShot G3
 400万画素CCDを使ったカメラでは、ぼくの知る限り、一番きれいな写真が撮れます。こいつの後継機種のPowerShot G5は、500万画素に上がったけど、CCDサイズが小さくて、あんまりきれいじゃないといううわさ。


 ミノルタ DiMAGE 7i (生産終了のためメーカーの製品紹介ページがありません)
 画質に関しては、ちょっと疑問が残るところもあるけど、レンズが最初から広角系なので、風景写真とか撮るのが楽しいかも。あとでワイドコンバージョンレンズとか買い足さなくてもいいし。


5)プロ並みに写真を撮りたい!

 ニコン D100
 プロもよく使っているデジカメ。プロ用デジカメの入門機かな。入門といっても、雑誌の撮影くらいだったら、十分なクオリティー。きれいです。値段と機能と画質のバランスがそこそこいいと思う。ただし、基本的にナチュラルな画像になるので、撮影後のレタッチは多少必要かも(っていうか、それで何度徹夜したことか(涙))。付属ソフトの出来は悪くないけど、できればPhotoshopも同時に買いましょう。あー、そうそう。画像の善し悪しはともかく、あえて苦言を呈するなら、ややカメラとしての使い勝手が悪いかな。とくにシンクロ接点がついてないのはマイナスポイント。


 キヤノン EOS-10D
 こちらも、プロ用デジカメの入門機。上に挙げたニコンより安いけど、こっちのほうが高級なカメラに見える。使い勝手も悪くなさそう。肝心の画像は、やや派手めな色が出るらしいけど、使ったことがないのでよくわかりませーん。
 ちなみにキヤノンのプロ用デジカメに共通することだけど、付属ソフト(RAWファイルの現像ソフト)の出来が悪いってうわさ。すごーく、処理が遅くて使い物にならないんだって。使ったことないので、よく知らないけど。


6)ぼく(TERU)が欲しいカメラはこれだ!

 キヤノン EOS-1Ds
 欲しいね、これ。買えないけど(涙)。
 こいつも付属ソフトの出来が悪いらしいけど、Photoshopがプラグインで対応しているので救われるといううわさ。使ったことないから知らないけどさーっ! ふん!


 NTTドコモ SH505i (生産終了のためメーカーの製品紹介ページがありません)
 いや、なんとなく(笑)。



 てなところで、今回のエッセイは終了です。おそまつさま。



 ご注意
 このページの製品情報は、2003/06/27現在のものです。半年もすれば古くさくなってます。ときどきチェックはしますが、本文中でリンクしたメーカーの製品紹介ページも、製品の製造中止などで、すでに削除されているかもしれません。そこんとこよろしくです。


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