この一年



 今日はよいお日よりじゃったのう。縁側に座ってお茶でもすすりながら、Script1の一年を振り返ってみたりしてみるかのう。

 などと、意味もなくジイさん口調で始まりましたが、まあ、マジメに行きましょう。しかし、東京は今日(10/26)、本当に汗ばむような陽気。もうじき11月だぞ。どーなっとる…… イカン。すぐ脱線するなあ。

 さて。Script1も、この一年でずいぶんデザインを変えてきました。最初、どんなデザインでスタートしたか、もう忘れちゃいましたよ。しかも、今年の夏(6月)からは、季節バージョンという形にしたし、ほんとコロコロデザインの変わるページですよね。

 もちろん、内容もデザインほどではないですが変わってきました。最初は、コンテンツと呼べるようなものは、いま長編小説を置いてあるページと、映画の紹介ページぐらいしかなかった。そう言えば、プロフィールの写真も後ろ姿で、顔を見せてなかったんですよね。掲示板は、わりと早めに作ったかな?

 で、公開から半年ぐらい経って、一日のカウンターが、40〜50ぐらい回るようになってから、エッセイを始めました。小説は、そう簡単に書けないから、少しでも更新期間を短くするために、エッセイを書こうと思い立ったわけなんです。じつはそのとき、日記を書こうとも思ったのですが、エッセイの「傍観者」でも書いた通り、日記はちょっと無理でしたね、ぼくには。

 そのエッセイなんですが、一番最初が「ノートパソコン」。ううむ。このころから、ノートパソコンが欲しいと書いていて、まだ買ってないのかぼくは。

 それはともかく、最初にこんな話題を書いた通り、本当に軽い気持ちだったわけですよ。エッセイと言いつつ、半分日記みたいな感じ。さすがに、軽すぎたなあと反省して、二回目は小説のページに相応しい内容にしたのですが、五回目に、神話について書いたのが運のつき。あとはご存じのとおり、神話に傾倒してゆくわけです。

 そんなこんなで、小説のページを長編と短編に分けたり、ちょっとずつコンテンツを整理しながら、一周年の、約一月前から始めたギャラリーが、思いのほか大繁盛。いや、本当に、こんなにたくさん投稿していただけるとは思っていなかったので大感激。イラストにつけるショートストーリーにも、だんだん熱が入ってきました。

 そして気がつくと、カウンターが毎日、200ぐらいは回るようになりました。最初、記念小説って、1000番単位だったんですよ。自分でもまだ、信じられません。とくに、カウンタゲットの前は、非常によく回ってビックリ。それだけ、記念小説を狙ってくれている人がいるのかと思うと、ひしひしと、喜びを感じます。

 しかし。まだカウンタが三桁だったころからの常連様で(お名前は書きませんが)、記念小説を始めた最初から、カウンタゲットを狙っていた方がいらっしゃいます。ちと、日本とは時間帯が違う場所にいらっしゃるので、巡り合わせが悪いのでしょうか。いまだその方はゲットならず。いまは、カウンターが当時に比べると、すごい勢いでぶん回りますから、いよいよ、ゲットが難しくなりましたよねえ。ね、菜々さん(あっ、書いちゃった)。

 そしてそして、Script1の一年の最後を飾った、ヒロイン人気投票。これを忘れちゃいけませんね。盛り上がった。ヒロイン人気投票と言いつつ、矢野絵里子という、最強の脇役が頑張りました。最後はニムが逃げ切りましたが、ドキドキしましたねえ。みなさんの、ご参加に、感謝感謝です。こうして、一年が終わったのでした。

 ところで、ちと話題を変えて。

 Webページなんて持ってると、他の方のページのデザインがけっこう気になる物です。あ、このページカッコいい。アイデアいただき〜 みたいなノリでそのページを落として、ソースコード(HTML)を見て、勉強させてもらうわけです。JavaScriptなんか使われてると、なおさらソースを見たくなっちゃう。ま、もっとも、夏バージョンから、いっさいJavaは使ってないんですけどね。スタイルシートも使ってません。だって、IEとネスケでは、違う感じに表示されちゃうんだもん。あれ、なんとかしてくれませんかね? どうして同じブラウザなのに、仕様が違うわけ? 使えないタグもあるしさ。特に、文字の上にマウスを持ってきたとき、文字の色が変わるJavaScript。これを前から使いたいんだけど、ネスケじゃうまく動かなくって、困ってます。IEとネスケを自動判定させるJavaがあるから、それで判定させてから、それぞれに適合したJavaを機能させるようにすればいいのか? うーむ、わからん。でもたぶん、うまい方法はあるんだろうけど、ワタクシ高度なHTMLは書けません。ホームページビルダーが、よしなにやってくんないかな。

 しかしですね、タグやJavaはまだいいんです。スタイルシートもいいです。仕様が統一されれば大喜びですけど、それでも百歩譲って許します。ということは、許せないことがある?

 あるんです。それは文字(フォント)のサイズ。

 これはもう、断然、絶対、強烈に許せません。IEかネスケか、どちらか一方しか使っていない方にはピンと来ないかもしれませんが、こいつら、デフォルトの文字サイズが、ぜんぜん違うんですよ。IEはやけにデカイ文字を表示するし、ネスケは、なんか小さい。15ポイントと10ポイントぐらい違う。と、言ったら大げさかもしれませんが、感覚的には、そのぐらい違うような気がしてしまう。また、同じブラウザでも、WindowsとMacintoshでは、また違うんですよね。困りますねえ。なにせ、ぼくのページは文字が中心ですから、じつは大問題なのです。

 文字について話が出たので、ぼくの作品(小説)の文字についても書いときます。このエッセイと作品は、文字を固定ピッチに変えてあるんです。固定ピッチとは、文字と文字のすき間の間隔が同じ長さってヤツ。日本語の基本はこの固定ピッチですね。いわゆる原稿用紙。アルファベットのプロポーショナルフォント(可変ピッチ)は、日本語には向いていないと思います。いえ、きっちりデザインされた本などは、可変ピッチでも読みやすいんですが、ブラウザが適当にやる可変ピッチは、読みにくいですね。

 じつは、固定ピッチにすることで、もう一つメリットがあるんです。なぜか、固定ピッチだと、IEとネスケで、文字のサイズがほぼ、同じに表示されるんですよ。

 あと、作品には、改行コードを段落の終わりにしか打ち込んでいません。こうしておくと、ブラウザに表示した作品をコピーして、ワープロなどに貼り付けて、印刷するのに向いているのです。1ページを好きな文字数に調節しても、表示が崩れないんですよね。ぼく自身が、モニタで長時間、小説を読むのが好きではないので(好きな人は少ないでしょうが)、このような仕様にしました。また、このエッセイや作品では、ちゃんと、段落の頭を字下げしてあります。

 ま、こんな風に、Script1を作っているのでした。

 しかしながら、一番重要なのは、作品を書くことですよね。これが一番大変で、かつ、かなりの時間がかかるのですが、苦しくも、もっとも楽しい作業なのです。小説を書くためだけに、ノートパソコンなんか買っていいのかと、躊躇していましたが、もうそんなことは言ってらんない。少しでも早く、少しでも多く、作品をアップしていきたいと思っています。

 さあ、二年目! これからも張り切ってまいりましょう!


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